今日は、ライターのりかちゃんのパパからもらったお土産の紹介です。
丸八製茶場
丸八製茶場の加賀玄米茶です。丸八製茶場は、東京、富山、石川県などに店舗を持っていて、いつだったか札幌の北海道神宮へ姉と行った時に丸八製茶場の加賀献上棒茶が売っていて驚きました。
小松空港で買った姉へのお土産と同じものだったからです。
また寒い時期だったので、どうぞご自由におのみくださいとポットに入っているお茶を紙コップに入れて湯気にまみれながら姉と一緒に飲みました。ああ、石川県でよく飲むお茶だなあ甘みがあって美味しいなあなんて思っていると、姉がしんみりと「おいしい。」と味わっていました。
棒茶はカフェインも少なく、毎日飲めるお茶として子どもも妊婦さんも石川県の人はみんな棒茶を飲んでいると聞きます。
石川県民のソウルティーなのです。
私がはじめて棒茶の存在を知ったのは大学を卒業してから事務の仕事をしていた時です。
「お茶淹れて」と言われた時に、『棒茶』と書いてあるパッケージを見て戸惑いました。会計の女性に聞いたところ、「棒茶って知らんけ?ほうじ茶みたいなお茶ねんけど、茶色いお茶や。あー、番茶やったらわかるんかな?」と言われました。
その時に、棒茶という言葉を知ったのです。
焙煎して茶色いお茶になる
棒茶は、まだ柔らかい新芽を摘み取られた緑茶とは違い、硬くなった茎の部分を焙じて作られます。
コーヒーで言えば、焙煎に当たります。
そして、棒茶は地方によって呼んでいる名前が違います。通り名とでも言えばいいのでしょうか。
丸八製茶場の献上加賀棒茶は、大変優れた一番茶を静岡から取り寄せそのお茶を自社工場で焙煎しています。
その名の通り、献上されたお茶なのです。
お年を召されてからは特に焙じ茶を好まれた昭和天皇にと、試行錯誤を重ねてつくった棒茶が「献上加賀棒茶」です。
https://www.kagaboucha.co.jp/web/shopping/houji/
でも、今回紹介するのは加賀玄米茶です。
焙煎した米の芳ばしい香りと、煎茶のさわやかな香りの調和が美味しい玄米茶。米は石川県産です。
日々のさまざまな時間にすっと溶け込む憩いの味わい。
湯気とともにたちのぼる芳ばしさを楽しむには、熱湯を注ぎ50秒。心地よい香りとやさしい味でくつろぎのひとときを・・・。
https://www.kagaboucha.co.jp/web/shopping/genmai/
ということで、真面目にお茶を淹れてみようかなと思います。
お茶を正しく淹れよう
お茶を作っている会社が紹介している「おいしい淹れ方」を参考に。
茶葉は12gで、お湯は260ccと書いてある。温度は100℃で50秒。
ん?
んん?
国際単位系、日本工業規格JIS等においては、ccは認められない単位だったはずだが???
代わりに直してあげよう。
260mlです。
気を取り直して開封。
石川県産のお米が、とっても香ばしい。
計量カップが正しいかわからないので、一応測って見たら6gだ。
一杯目の6g
二杯目の6g
12gいれて、100℃のお湯260mlいれる。
お湯入れて、50秒待ったら湯飲みに注ぐ。
今回は、石川県の九谷焼のお茶セット(赤絵)でいれました。
ああ、しっかりした緑茶の味わいと玄米の香り!キリッとしている。
普段、こんなに贅沢にお茶をふんだんに使わないのでとっても贅沢だと思ったあ。
このあと2回目のお茶を淹れよう。お茶って、何回か淹れて楽しめるのがいいんだよね。
お菓子も何かつまもう。
みなさんも、たまにはお茶を飲んで見ては?
自分で淹れたお茶も、なかなか乙です。
でも、多分、人が淹れてくれたお茶が美味しいと思います。
では!
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