2019-05-29 利尻島上陸
さて、稚内から利尻島へ到着しました。
この写真は、フェリーを降りてすぐ目の前です。
まず、ここで釣れるのかどうか、キャストしてみます。
2017年、伊達漁港に似た感じの藻があって、大きな昆布が見える。
利尻昆布だ。
ウニがいっぱいいる。
ウニ。。。昆布の上に乗って、ゆっくり移動している。なんか優雅だ。
でも、ウニは取ったらダメだよ、密漁です。
ガヤかな。利尻のがやって、クロキンなんだね!
勝手な想像だけど、伊達漁港のガヤは赤っぽかった。利尻のガヤは、もしかして昆布でクロキンカラーなの?
何にしても美味しそう。晩御飯用にとっておこう。小さいから数匹釣りたい。
釣りをしていたら、外車に乗ったお兄さんが声をかけて来た。
「何つってんの。」
「食べられるお魚です。」
「あー、なるほどね。どっからきたの。」
と、会話をしていると、そのお兄さんは漁師だった。
漁師さんは、今朝の海の様子を教えてくれて、ホッケ釣るならあっち側。と、色々なことを教えてくれた。
「漁師さん、この魚はなんですか?」
「あー、残念だったな。それタイガーマスクだべや。いわゆる雑魚だな。骨多いしやめときな。もっとうまい魚いるから。」ということで、やむなくリリース。
知らない魚だった。見た目はカッコ良かったけど。さようなら、タイガーマスク(ツマグロカジカ)。
ガヤの煮付けをしていると、その若い漁師さんが「袋ある?」って
「袋、あ、漬物用の袋ありますよ、どうぞ」ってあげたら、車に乗ってどっかに行っちゃった。
そして、またしばらくしてから戻ってきて、さっきあげた袋の中につぶ貝がいっぱい。
「え?」
「食べるべ?」
「え、いや、大好きですけど。い、いいんですか?」
「いいよ、食え食え」って、くれました。。。
そして、「つぶ貝、煮つけるのに砂糖とか醤油あるか?」って聞いて来たので、
「あ、まだなんです、利尻昆布の醤油とか買おうと思ってて」
「あーーーー、すぐそこに売ってるけどな。もうしまってるな。」
もう18時を過ぎているから。
わたしは、つぶ貝を下ゆでしました。ぬめりと汚れをとるためです。
「ちょっと待ってな」そういって、漁師さんはまた車でどこかに行きました。
砂糖と醤油をわざわざ自宅から持って来てくれたのでした。
港からすぐ近くなんだと言って、とって来てくれたけど、こんなに親切にしてもらってなんだか悪いです。
すごくありがたかったです。
そして、砂糖は「てんさい糖でねえばだめよ。普通の砂糖でねくて。」
そういって、茶色いお砂糖をかしてくれた。
下ゆでが終わって、お湯を変えてつぶ貝を入れました。
「ちょうどいいタイミング」で、お砂糖と醤油を持って来てくれました。鍋に入れて、砂糖と醤油を返しました。
あわてて何かお返しを探していたら、「金ちゃんヌードル しお味」があったので、二個あげました。「お礼なんて、そんなのいらない」って言うんだけど、「北海道には売ってないラーメンだから、こんなのしかお返しできませんけど。」といって、もらってもらった。
明日は、醤油とてんさい糖を買いに行こう。
夜ご飯ができました。実は、このウニも、漁師さんがちょこっとだけくれたんです。
ウニ丼、ガヤの煮付け、つぶ貝。なんか、北海道って感じの夕食です。
雨が降って来たので早く食べなきゃ。
おやすみなさい。
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