2026-01-29 19:30-21:00 北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水梅子
今夜から明日朝にかけて積雪の心配がありましたが、教室の場所である野々市市は交通に特に問題ないこと、イオンは常に除雪されているので教室は実施いたしました。

今日は、作品展のキャプション最終確認と、課題発表の日です。(自分で雪だるまを作ってもらって、それを撮影し2Lにプリントしたものを持ってきて、という内容です。)
キャプションのスチレンボード作成
今回は、受講生のパネル枚数が多いこともあり、キャプションまで追いつかないなということで、こちらで作りました。

皆さんの作品を引き立てる大切なキャプションなので、こちらも緊張しています。

だいぶ散らかってますが、大体できてきました。もう一度、受講生にタイトルや撮影内容を確認してもらって、大丈夫であれば、ファスナーテープを貼り付けてもらいます。

また、写真に貼る分を持ち帰ってもらって、2/5日(木)にみんなで展示をします。大雪が降りませんように。
課題発表の時間でーす
※名前の下の写真が、メイン作品になります。撮影データの下に張り出してあるのはサブカットになります。
『蒼き世界のPsychopathy Snow-Man』 ©︎Kenji Torigoe

雪が降って、すぐにキゴ山へ車を走らせました。できるだけ誰にも見られたくなかったこともあり、早朝の夜明け前に雪だるまを作りに行ったので寒くて、、、手がかじかんできました。雪だるまの大きさも、身長130cmくらいの高さがあったと思います。目玉には防水用の点滅ライトを使って★型のボタンは自作しました。山の中で作ったという全体の風景を入れたかったので16mmで撮影しました。レンズには水滴がつき始めて、大変でしたが、雪国生まれではなかったので、大人になって童心に帰り夢中で大きな雪だるまを作れたことは楽しかったです。
サブカットは、大雪が降りましたので自宅前に2代目Snou-Manを作りました。写真は持ってきませんでしたが、先日の大雪の分で3代目が今うちにいます。

講評
すごい。。。こんな大きな雪だるま、久しぶりに見ました。写真で見ても、大きい雪だるまだとすぐにわかりますね。実物を見に行きたいです!雪だるま作りの楽しいエピソードを受講生の皆さんと聞いてて、楽しかったです。蒼い色は、陽のあたらない時間帯による光量の色彩だったのですね。そう言う時間にこう言うもの作っていると、目撃した側としては、どう理解して良いのか困惑しますね。タイトルがまた一段と面白い。こういう海外の映画がありそうです。ストーリーは、サイコパスの主人公が人を殺してしまって気が動転しつつも人生の終わりに雪だるまを作って自害すると言った感じ(そんな映画はありません、講師の連想・妄想です)笑っている黒い口を怖がらせてくるのは蒼き世界、すごく雰囲気が出ています。サブカットの右側のライトは、新聞配達の車のライトだそうで、そういう時間に雪だるまを作るというのが、サイコパシーだというオチも面白かったです、いつも教室を盛り上げてくれてありがとう!
『早く撮ってよ』©︎Makiko Otera

雪だるまを作ったんですが、望遠レンズがなくて、一旦家に帰って戻ってきたら、ちょっと溶けていて「早く撮らなきゃ!」という状況でした。でも、この溶けてきたのがまた良い感じだと思ってこの写真にしました。サブカットは、たくさん雪だるまを作って並べたかったので、自宅の庭にある南天の葉と赤い実を、カメラと一緒に持ち歩いて飾りつけました。作った後に、私の作った雪だるまを見て「かわいい〜」と言ってくれて楽しんでもらえたこともあって、作ってよかったなと思いました。

講評
素敵なエピソードありがとうございます。溶けかけている雪だるまさん、「頑張って溶けないように耐えている」ような、力の限り頑張っているような、そんな風に見えますね。溶けてしまった身体の水分が、下に染みて光っている。あぁ雪だるまさんの一部だねえ、と思うとなんとも切ないですね。背景の玉ボケがキラキラしていて望遠レンズの効果がしっかり出ています。また冬の日の光を逆光で撮ると、綺麗ですよね。三人官女のように並ぶ雪だるまたち、誰にも踏まれていないザラメが光る雪の絨毯に置かれて、赤い眼で太陽を見つめている。心温まる素敵な雪だるまさんたち、愛らしい1枚も素敵です。
『雪山より電波受信中・・・!』©︎Kana Mizukami

雪だるまを作りました。雪だるまが電波を受信しているという設定なので、その辺に落ちていた木の枝を雪だるまの頭にさして、アンテナに見立てました。そのため鉄塔を電波塔に見立てるために、鉄塔の上部はうつさないような構図にしています。
サブカットは、滑り台に乗せて記念写真を撮ってきました!

講評
寒さでほっぺたがピンク色になっていて、目を瞑って、頭にアンテナを指している、のんきなゆるキャラ的な可愛らしさの雪だるまさんです。自分の頭にアンテナが刺さっている事に気がついていないみたいなのんきさです。笑
ほっぺの素材は、おそらく椿の花かなと思います。見立てが素晴らしい!と思います。その鉄塔は送電線ですね。こういう鉄塔などに目をつけ写真を撮ってくるというのは、なかなか面白い着眼点・素敵な感性だと思いました。また、滑り台にそーっと乗せて、一緒に楽しく過ごしていたように思います、すごく平和な感じがしてほっこりしますね。
カメラ設定のことを、少し気にされていたようですが、今回のテーマは、カメラの技術的な部分を追求するものではないのであまり気にせずオートで撮って、思い通りの露出になっていなかったら、別の設定にして、いくつかのパターンで撮ってみるというやり方で問題ないです。写真には、「どう見せたくてこういう構図で撮影してきたのか」、という意図や考えが最も重要です。とっても上手に表現できてること、タイトルから表現したいことが伝わるし、読み取れる事。なかなかできることではないのだけど、上手にできています。写真も、すごく暗すぎるわけでもないし、明るすぎるわけでもない。いかにも、北陸の冬の曇天というありのままの中に、カラフルな滑り台が効いていてる。あまり技術的なことは気にせず、今後も自由に撮ってきてください。
みんなで鑑賞タイム
どうやって撮ったのか、タイトルが面白い、上手、など受講生たちの楽しい会話が聞こえてきました。

雪だるまを見ただけで、この雪だるまは誰が作ったのかと言うことが、すぐにわかります。写真だけでなく、その人が作って生み出したものには、その人の特徴が表現されるんだとつくづく思います。

受講生からロモインスタントの紹介

久しぶりのロモインスタントを使った講座を、そろそろやろうと思っています。新しく入った受講生さんに、ベテランの受講生さんが、ロモインスタントでは、「こんなのを撮れたよ」「こんなことができるよ」と、過去の作例を持参して見せてくださったり、楽しいお話をしてくださいました。新しい受講生さん「ぜひやってみたいです☆」と言ってくださったので、やりたいと思います。
なんで、デジタルカメラの教室なのに、こんなことやるの?と、思うかもしれません。デジカメに比べれば、カメラの品質が良いとは言えないかもしれません。ですが1枚あたりのコストを考えると無駄にできません。だからこそ、1枚1枚を大切に撮ろうと言う心理が生まれて、心がこもった1枚になりやすいと思います。コストかかるんだから、ぼーっとシャッターを押すわけにいかない。
小さなサイズの1枚に、何を込めるか。そう言うことを考えて写真を撮ると、確実にレベルが上がります。
雪は大した事なくて良かった


テーマ『わたしの雪だるま』について
いつもは書かない後書き的なものですが、今回のテーマは講師が北海道生まれなので雪を見ると雪だるまを作らずにはいられないと言う性分でして、雪遊びが楽しいので、受講生の皆さんにも、せっかく北陸にいるのだから作ってもらいたいなと考えていました。

そのきっかけとなったのは、2025年の秋、紅葉と初雪を同時に見ることができたホワイトロードへ訪れた時に、駐車場の傍に積っている溶けかけのザラメの雪をにぎにぎして、落ちている葉っぱを拾って、耳をつけました。リスっぽいイメージです。

白山に憧れている雪だるま、これから三方岩岳へ行くので連れて行ってあげようと思っていたのだけど、きっと上にはもっと雪あるだろうと、置いてくる事にしました。

でも、ザラメの粒が大きすぎて、風で耳がこんななっちゃって、車に乗った時には片方の耳が飛んでってなくなってました。
気を取り直して、また別の雪だるまさんを作る事にします。

白山に背を向けて、記念撮影スポットに設置しました。葉も枝も石も、その場に落ちていたものです。透過光で葉の色が鮮やかになりました。元気でね、バイバイ。

三方岩岳の展望台広場に到着しました。雪は結構ありました。下とはザラメの大きさが違います。
あまり素材が落ちていないので、笹の葉は手にする事にしました。赤い実は、登山道の樹林帯で拾ってきたものをつけました。目がないと困るんで。

白山が、一番近く見える所。
登山客の方が、「この雪だるま写真とっても良いですか?」と、わざわざ声をかけてくださって
「どうぞどうぞ、フリー素材なんで」って言って、笑ってました。楽しくお話ししているうちに、そういえば、雪だるまどうしたか?と、振り返ると

こうなってました。きっと誰かが作ってくれると思う。(事にする)
溶けたところを見届けられてよかった。いや、本当は見たくなかったかも。なんて、寂しいような、かわいそうなような、そんな気持ちになりました。
受講生の皆さんにも『わたしの雪だるま』による自分だけの物語を作って欲しいと考え、今回の課題のテーマとしました。写真そのもののクオリティではなく、「どんな雪だるまを作ろう?」と考えるところから、もうあなたの物語は始まっています。楽しんでもらえたようなので、この課題を出してよかったです。
皆さんが、この課題に真剣に取り組んでくださったことは、とっても嬉しかったです。また、お付き合いくださいね!
2026年2月5日(木)
金沢南スタジオにて、19:30頃集合。先日作成した作品とキャプションを展示します。貼るときに注意が必要ですから、できるだけこの日に集まると良いと思います。
2026年2月7日(土) 作品展示 開始!
金沢南スタジオにて、写真教室の受講生の皆さんが作品展示に参加します。
いしかわ動物園で撮影した『推しのいきもの展』ぜひご覧ください☆
2026年2月12日(木)163回 課題発表テーマ『北陸の冬の日常』
課題が続きますが、気軽なスナップで良いです。たくさん雪が降りましたので、その積雪の爪痕や風景、北陸ならではの歩道の様子など、日常的な風景をおさめてきてください。課題がうまく撮れなくても、撮れない時は手ぶらでお越しください。
2026年2月26日(木)164回 ロモインスタントの使い方(復習)
完全マニュアルカメラのロモインスタント。使い手を選ぶカメラだけど、使い方によっては無限に楽しめる。
そうなる前には、まず、基本の使い方と失敗を減らすテクニック。(失敗とは、真っ黒や真っ白の写真を減らす)
ライトの色で、カメラ設定の識別ができるなど、久しぶりなので使い方のおさらいをします。
2026年3月3日(火)皆既月食 午後6時49分頃から
晴れるかどうかはわからないので課題にはしませんが、ぜひ撮影にチャレンジしてみてください。もし撮れたら、2026年3月12日(木)に2Lサイズにプリントして、話題としてご持参ください☆
2026年3月12日(木)165回 ロモインスタント テクニック(多重露光)
ロモ定番の多重露光は、コツが必要です。アタッチメントレンズをみんなで使い回して室内で撮影します。
2026年3月26日(木)166回 ロモインスタント課題『多重露光』
被写体は自由、多重露光の撮影に挑戦です。
2026年4月9日(木)167回 ロモインスタント課題 『春』
そろそろ、春めいてくる頃です。外にはお花が咲き始めているかも。色彩豊かになってきた春を、instax miniにおさめましょう!
2026年4月23日(木)168回 ロモ&デジ 毎年恒例テーマ『2026 桜』
毎年恒例のテーマ、桜です。いつものデジタルカメラとロモインスタントの両方を使って撮ってきてください。
2つの課題をとってくる事になりますが、全く同じ構図でも構いませんよ。デジカメとロモを使って1枚ずつお願いします。



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