2018-07-29 オーストラリア旅行記 Australian travel vol.4 KimとかKimuraとか

乾物の尋問を無事にクリアして、いろよいよ入国です。

JET STAR めっちゃ遠いんだけど。。。

案内で、ジェットスターはどこかなって聞いたら、教えてくれたんだけど。めっちゃ遠いです。

一生懸命走った。

人生で一番走った。多分。

で、ジェットスターのお姉さんのところへ。

チケットお願いしますって言ったら、なんて言われたと思う?

“too late!”

はあはあ、こんなに頑張って走ってゼエゼエ言ってんのに、不機嫌そうな顔してそんなこと言うか?LCL

そんなこと言ってないでチケット発行してくれよ。

すると、私の前にいた日本人の男性が「あ、あの、Ayers Rockですか」と聞いてきた。

「そうです。」

「同じですね」

と言って、私のパスポートの上にその日本人男性のパスポートを乗せて

“ticket please”と言った。

グランドスタッフはとても美人だが態度が美人じゃなかった。意地悪である。これは、アジア人に対する差別のような気がする。いまだに差別は世界中で存在するよ。

そして、チケットをくれた。

「預ける荷物はどれ」と、グランドスタッフが言っており、

「タグシールを貼って、そのベルトコンベアの中に入れて」と言われたのでそうした。

そういえば、乗り換えをするとき、違う会社の飛行機に乗るときにバーコードのタグを外すのが常識です。

私の場合は、カンタス航空から、ジェットスター。だから、荷物についていたバーコードのタグはさっさとはずしましょう。

そして、日本人男性はそれを剥がしませんでした。

「はがさないんですか?」

「つけておいたほうがいいと思うので」と、言ってたので放っておきました。

私たちは、同じ飛行機に乗るのでまた、搭乗口まで走りました。

チケットを出すと、

読み込めないと言うのです。

キーボードに立てかけられたチケットが私の。

チケットをよく見ると、とんでもないことがわかりました。

日本人男性の名前は、木村さんです。

英語で

Kimuraだよね。

思い出して。

私のパスポートの上に、Kimuraさんのパスポートを載せたんで。

木村さんのチケットの名前

Kimになってた。

私の名前はLee

誰だ?

Kim and Lee?

だれだ?

これ、”too late”と私を罵った上に、美人だけどムスっとした態度でチケット発行したグランドスタッフの人じゃん。。。

アイツ。。。

わたしは、強く主張した。(一応英語で)

「私たちは、パスポートをあんたの会社のグランドスタッフに渡してチケットを発行してもらった。おそらく、Kimuraの頭三文字Kimという文字だけをみて判断したんだと思います。かれはKimuraだし、わたしはLeeじゃないし、パスポートを確認しないでチケットを発行したんでしょ。やっつけ仕事みたいに雑な仕事してた。チケット発行することができるのはグランドスタッフだけ。」

“It’s not my fault!”

私たちのせいじゃないと強く強く主張。

私は屈しない。

私は悪くない。

海外では、日本の謙虚なスタイルでいると「じゃあお前が悪いから飛行機に乗れないね」とかそう言う話の流れになることもある。

わたしは、気が短いからじゃなくて、あえて態度も海外モードにしているだけだ。海外では、このくらいじゃないとやっていけないし主張は通らない。

対応してくれた人は、とっても優しい人でした。

「大丈夫、あなたたちは飛行機に乗れます。」って言いながら無線と連絡をしてくれた。

わたしも、チケットを発行されてすぐに名前を見なかった。本当に急いでいたから。日本だと、「何時出発の、どこどこ便、〇〇様はいらっしゃいませんか」とか探してくれる。

海外だと絶対そうはいかないだろう。

私も焦っていた。

ただ、発行されたチケットをすぐに確認するべきだった。

だとしても、なんで、バウチャー見せてパスポートを見せているのに違う人の名前のチケッット発行するのさ。

それがそもそもおかしいだろ。

ああ、ちゃんとチケットを発行された人は外へ出ている。

早く飛行機に乗りたい。。。

このまま、どうなんの。

グランドスタッフが、無線のやりとりでなんて言っているのかわからないけど、なんか飛行機に案内しようと言うことになり案内された。

案内されてさ、座席、どこ座ったらいいんだかね。。。

ほんものの、Kim and Leeがその座席に座っているわけです。

だから、その本物の Kim and Leeの後ろに座ったんだ。空席かと思って。

そうしたらさあ

その席は空席じゃなかった。私たちより遅く搭乗する人たちいるんだとか思ってびっくり。

「あなたたちのチケットを見せて」ってことになったんだよ。

それで、Kim and Leeと同じ座席のチケットだとバレました。

いや、バレたって言うかそもそも、なんで機内に案内されたのか分かんない。

それでさあ、チケット見せたよね。

そうしたら、本物のKim and Leeが、あなたたちもチケットを見せてとか言われてさ

本物のKim and Leeは何も悪くないのに

チケットを提出して

Kim and Leeチケットが2つあると言うことになり、おかしなことになった。

わたしは、バウチャーとパスポートを見せた。

「いいですか、あなたの会社のグランドスタッフにこれを提出した。そのとき発行されたチケットがコレです。私は時間がなくてチケットを発行できなかったから、グランドスタッフにやってもらったの。チケットを発行したのは、私じゃない、あなたの会社のグランドスタッフです。」と言ったところ

「そう、じゃ、あなたの名前のチケットはないのね」

「ないです。」

驚いた顔をして、無線機を持った女性は

私たち日本人のパスポートを持って、チケットを作り直しに行ってくれたっぽい。

男性のキャビンアテンダントは、Google翻訳をつかって

「私たちのスタッフが迷惑をかけてすみません、今全力で仕事をしています。」

とかいう日本語を見せてくれた。

心が和んだ。

そして、「いま、あなたたちのbaggageを探しています。特徴がありますか?」

というので、大きさはジェスチャーで、RIMOWA社のジュラルミンケースで4ホイールズ、ステッカーが貼りまくってある。とも伝えた。

sticker holicとか言ってみたらCAは笑ってた。

探したけど、見つからないんだろう。

だって、Kim and LeeのLeeのチケットでバゲージ預けたから。

とりあえず、チケットを再発行してくれて無線機のお姉さんが戻ってきた。

「これが、あなたたちのチケットよ」って。

あんな遠くまで行ってくれたんだ。。。本当申し訳ないけど、そもそもおたくの会社のスタッフが手抜きしてこんなことになってるから。わたしは、絶対に謝らない。

でも、感謝の言葉は言う。

飛行機は飛べることになったらしい。

「ご迷惑をおかけしましたので、機内食の一部を免除させていただきます。」とかいう日本語を見せてくれて

とりあえず、食べることに。

飛行機が出発しただけでもありがたい。

vol.5 RED EARTH

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